「あかい花」緑川ゆき非公式ファンサイト
メディア情報一覧に載っているものについて、詳細をまとめたページです。
LMS講師、LMG審査員の選評コメントなどはLMS講師、LMG審査員のお仕事に移動しました。
LaLaとLaLaDXのコメント部分についてはコメント目録を参照。
1996年8月20日発売「花とゆめ」18号
第248回花とゆめまんが家コース(HMC)の選評です。「緑川沙知」の名義作品ですが、諸々の要素を考慮して緑川さんご本人だと考えているので、掲載します。
成績は3位、ベスト10賞を受賞。作中のカットが1コマ掲載されています。作者コメントはありません。選評は、心情描写の巧みさ、センスのよさ、読み手に何かを伝える作品作りを評価するもので、絵柄(特に人物)を改善するようにというアドバイスがありました。
出水、小峯ともに熊本市内の地名です。
緑川さんのLMS投稿作「花泥棒」の選評です。LMS初投稿緑川さんは当時21歳。74回LMS中での成績トップで、ベストルーキー賞+初投稿賞を受賞。
選評に寄れば、アイデアのある設定に、構図・緩急のある画面作りなどの表現力のうまさが評価されての受賞。割とべた褒めです。課題は狂いがちな全身デッサンと描線。
同期受賞者に、あきかわみつみ「finger tip」(優秀ルーキー賞)。
緑川さんの投稿作「名前のない客」の選評です。雑誌掲載はデビュー後の作品である「あかく咲く声」よりも遅れることになりました。
緑川さんは「ハイレベル賞」を受賞。この当時、「フレッシュデビュー賞」はありませんでした。
選評では、画面構成のうまさや展開の面白さを評価されつつ、導入でネームに頼りがちな点や、癖のある絵柄、構成の荒さなどを指摘されていました。
緑川さんのデビュー作「珈琲ひらり」の選評です。ちょうどこの時、LaLaDXの新創刊を記念して、LMGに「フレッシュデビュー賞」が新設されました。緑川さんはこのフレッシュデビュー賞の1期生ということになります。
選評によれば、構図や間の取り方のうまさ、独自の雰囲気などの魅力が評価されての受賞だった模様。
1998年8月21日に白泉社会議室において開催された、第4回LMGセミナーの参加者レポート。参加の感想が2行程度掲載されています。
使用画材に関するインタビュー。イラストカットなし。項目は、主線・彩色・筆・紙・その他の画材、カラーイラストに関するアドバイス。
「怒濤のルーキー☆緑川ゆき先生」として、インタビューとイラストカットが掲載されています。1/6ページ程度。質問項目は以下3点
イラストは「あかく咲く声」から、辛島君と国府さん。作品宣伝カットですが、「ふつつかものですが…」な国府さんや、鼻をつまんで「ぜひ見てください」な辛島君が、本編ぽくて楽しいす。
「あかく咲く声」の連載化に伴うインタビュー。質問項目は以下。
イラストはあかく咲く声より、国府と坂本。珍しい取り合わせですが、「辛島出動中!」の文字があります。
http://www.hakusensha.co.jp/mangaq9902/09_midorikawa/で全文読めます。
「あかく咲く声」の製作に関するちょっとした裏話を除けば、後に単行本の柱などに書かれた内容との重複も多い回答。
「上着について」が製作段階での裏話にあたります(書下ろしイラストは部分のものです)。インタビューについては普段通りという印象。
http://www.hakusensha.co.jp/comicate/comi_no54/osusume/midorikawa.htmlで全文読めます。
オススメ漫画は「欲望バス」(作:望月花梨)。望月花梨さんについては他の記事でも名前を挙げていることがあり、それだけ緑川さんが影響を受けた好きな作家さんだということでしょう。
「LMS攻略インタビュー2」は、LMS投稿者がもらうことができた、非売品のインタビュー集です。前回が好評だったため、第2集を作った、と書かれています。「LMS攻略インタビュー1」が作られたのは1993年のようです(LMGの新設が1991年)。
A4判30ページほどの簡単な小冊子に9名の新人作家インタビューが掲載されています。表紙は水色です。それぞれ作品のカットと、応援メッセージが書かれた描き下ろしカットがあります。質問項目は全員共通です。緑川さんのインタビューは2500字程度。
※配布時期について…冊子中にキャラクターのイラストカットがあるので、「目隠しの国(2話)」「遙かなる時空の中で(1話)」(2000年2月号掲載)以降に作られたものだと思います。また、木々さんは2000年7月号「クラシカルバリエ」以降、白泉社に作品掲載がないので、その前後までに配布されたものではないか、と推測しています。
2009年2月22日追記:2000年4月号LaLaのカラー口絵企画「LMS100回記念生中継スペシャル まんがDEポン!」内の記述に「いろいろな作家さんの新人時代の体験談を取材したインタビュー集のパート2も完成間近デス。」とありました。(傍に10人のお名前がありますが、前述のメンバーと同じです。)よって2000年4月号以降の配布であることは確定。また2009年3月号LaLaDXのLMS募集ページ(ララまんが家スカウトコース特典講座)に、「(5)インタビュー集 ララ10人の先生の貴重なコメント!」として「LMS攻略インタビュー3」の表紙が載っています。このことから、第2号は2000年頃〜かなり後まで配布されていた可能性もあります。
花とゆめ・別冊花とゆめ・ララ・メロディ4誌合同の漫画賞、アテナ新人大賞の審査結果発表。
第25回アテナ新人大賞 デビュー優秀者賞受賞を「あかく咲く声」で受賞され、小さいですがコメントが掲載され、感謝と喜びの意を述べられています。
※「デビュー優秀者賞」はデビュー後に活躍した新人に与えられる賞です(投稿作ではない)
http://www.hakusensha.co.jp/comicate/comi_no55/triangle/で全文読めます。
"文学的"要素を持った、そして文学の追随を許さないビジュアルイメージを持った少女漫画の一例として、「アツイヒビ」を取り上げたもの。 漫画に対する情熱と確かな読解の感じられる書評だと思います。欠点を認めつつも上回る魅力をべた褒めしてる、といった印象です。
作品の紹介というより、地元の人の活躍を伝える記事。デビュー時期、発行している単行本の数・形態などなど、間違った記述がとても多い。多分本人たちのチェックは入ってない。タイミング的にも、読売新聞の記事から存在を知って記事にしたのかもしれない。
http://book.asahi.com/comic/TKY200610110309.htmlで全文読めます。
ページ半分ほどの描き下ろしカット。『夏目友人帳公式ファンブック―夏目と友人たち―』に収録されました。
季刊エスのバックナンバーは、エス/飛鳥新社から購入できるようです。
全体的に、季刊エスのインタビューを薄くした印象。熱心なファンや製作者用、というより、一般のファン用の質問&答え。
描き下ろし1ページ漫画。『夏目友人帳公式ファンブック―夏目と友人たち―』に収録されました。
同誌では去年「夏目友人帳」で6位をとっていますが、今年は50位。マンガ読み70名の選評はすべて掲載されており、コメントスペースで夏目友人帳を挙げている人もいます。雑誌全体では、去年選んだ作品は外しておこう、という傾向もあるようです。
影響を受けたには『海の闇、月の影』『落第忍者乱太郎』『MONSTER』、今注目しているには『20世紀少年』『7SEEDS』の名前が挙がっています。ミステリー系サスペンス系がお好きみたいです。
『ダ・ヴィンチ 2008年5月号』にマンガ大賞2008特集記事あり。「ダ・ヴィンチの2008年Book of the yearマンガ部門でも10位になっている「夏目友人帳」は、すでにアニメ化されたミリオン級の大ヒット作が並ぶ中でかなりの大健闘」
3ページにわたって掲載された筆記インタビューの、質問文だけを抜粋掲載します。全部で42項目、かなり長い筆記インタビュー記事です(7000字超)。前半は「わかりやすくしようと決めていました」で夏目友人帳に関する質問、後半は「1日でも長く漫画を描いていられるように」で緑川さんご本人に対する質問です。
夏目友人帳に関するインタビューは、過去のインタビュー記事と重複するものも多数ありますが、丁寧に誠実に回答されています。緑川さんご自身が「ぱふ」を長く読まれているということで、思い入れもあるのでしょう。デビュー前のお話やドラマCDの裏話など初出のものも多いです。
描き下ろし1ページ漫画。『夏目友人帳公式ファンブック―夏目と友人たち―』に収録されました。