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「名前のない客」掲載についての謎

この記事は「緑川ゆき投稿歴についての覚え書き」内にあった文章を独立させたものです。

(2008年9月15日 初出)
(2008年9月28日 「名前のない客」について加筆修正)
(2010年9月8日 「名前のない客」についての文章を分離)

「名前のない客」は落選投稿作だった

通常、投稿作品が雑誌掲載(および単行本収録)されるのは、

のどちらかの場合です。「名前のない客」はLMGでトップ賞(デビュー賞に届かず)でしたので、普通であれば掲載されないはずです。(誌面にも「デビュー賞の作品は〜のDXに掲載されます」といった説明書きがなされていました。)実際、受賞直後(1998年)には雑誌掲載されていません。

ところが同年、「珈琲ひらり」がフレッシュデビュー賞を受賞し、その後新作「あかく咲く声」が掲載された後になって、なぜか「名前のない客」が掲載されました。その後単行本『あかく咲く声 2』にも収録されています。

掲載順を見ると、「あかく咲く声」の後に「名前のない客」が描かれたように思えますが、作品が描かれた順序は
花泥棒→名前のない客→珈琲ひらり→あかく咲く声
です。なぜ「名前のない客」が掲載されたのかは、ちょっとした謎です。

投稿作ではなく新作としての掲載

当時のLaLaに詳しい方に教えて頂いたところ、「名前のない客」について次のことが分かりました。

「本来なら掲載されるはずのない投稿作が、雑誌掲載される」ということ自体は、希にあるそうですが、基本的には雑誌の穴を埋める為の緊急措置だそうです。「名前のない客」の場合、事前に予告が出ているので、「穴埋め掲載」ではないでしょう。

また、「名前のない客」掲載の時点で、読切り掲載された「あかく咲く声」の続編が掲載されることは決定していました。少なくとも「あかく咲く声」の評価が高かったと言えます。

推測:高評価ゆえの掲載だった?

以上のことを考えて、一ファンとしては

という推測をしています。ファン目線の贔屓が入っているかもしれませんが。

理由はどうあれ、「名前のない客」が掲載され、読むことができたことは、ファンとして非常に嬉しいことです。掲載されてよかった!

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