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「あかい花」緑川ゆき非公式ファンサイト

花追い人(単行本未収録)のあらすじと紹介

※ここでは、単行本に収録されていない作品の結末について触れています。ネタバレしたくない方は見ないで下さい。
※かなり詳細なストーリーを載せていますが、これはこの作品が単行本収録されることはない、と考えているからです。単行本に収録された場合は削除するつもりです。

もくじ

すべて同じページ内にありますので、上から順に読めばすべて読めます。後半はネタバレがあるので、「花追い人」の結末などを知りたくない人はスクロールをする際にご注意下さい。

「花追い人」とは?

「花追い人」(はなおいびと)は、2001年(*)にLaLaにて「新連載」作品として掲載された作品。全3話。現在(2007年)に至るまで単行本収録されていない、未収録作品。計116ページ。

第一話から「連載」という形式がとられた緑川作品は、現在(2007年)までにこの「花追い人」のみである。

* 「あかく咲く声」の連載終了(川口編・2000年1月号)から3ヵ月後
* 「あかく咲く声」「緋色の椅子」「夏目友人帳」は連載シリーズとなったが、初回は読み切りとして描かれたもの。

第一話
掲載号2001年4月号 LaLa
ページ数40P(巻頭カラー2P)
アオリ
  • ニコニコ不思議フラワーロマンス新連載
  • ミステリアス・フラワーハンター登場!!
  • 幻の花が出す香りに/人は幸せな夢を見るのか/それとも……
扉宣伝(宣伝)HC「あかく咲く声」3巻 4月5日(木)発売決定!
人を操る不思議な声の持ち主・辛島と国府さんの恋が決着!
坂本&川口の番外編も載ってるよ!
その他新連載企画!/「花追い人」スタンプを50名様にプレゼント!
(中島さん、春日くん、「回収員(紫野)」のスタンプ)
最終ページ5月号につづく
第二話
掲載号2001年5月号 LaLa
ページ数35P(カラー1P)
アオリ
  • 不思議フラワーロマンス第2回
  • 「力」に目覚めた右手は/悪夢を払う風を起こす……
扉宣伝HC「あかく咲く声」3巻、4月5日発売!
人を操る不思議な声の持ち主・辛島と国府の恋が決着!
最終ページ6月号につづく(※次回最終回と分かるコメントなどはなし)
第三話
掲載号2001年6月号 LaLa
ページ数40P
アオリ
  • 不思議フラワーロマンス最終回
  • 中島は紫野の心に/触れられる……?
最終ページおわり 応援ありがとうございました…!/緑川先生の次回作をお楽しみに♥

作品の簡単なあらすじ

※雑誌に載ってるあらすじ程度に、ネタバレがあります。結末部分は省いてあります。

高校一年生の中島がふと目覚めると、クラスの全員、先生までもが眠りついていた。校内で目覚めているのは自分と同級生の春日、二年の柳、三年の京町、そしていつも右手に包帯を巻いた不思議な同級生、紫野の5人だけのようだ。

原因究明に乗り出そうとした矢先、中島と紫野の二人は、机に襲い掛かられる怪現象に見舞われる。そのとき、包帯を解いた紫野の右手から強風が巻き起こり、机をなぎ払った。

この街のどこかにあるという、「目覚めの匣」。その中に入っている「花」の甘い香が生物の持つ力を覚醒させる。それが、校内の皆を眠らせ、二人を攻撃してきた能力を持つ「何か」の原因なのだという。紫野はそれらの事件が知られる前に保護・回収する、回収員だった。果たして事件を起こしているのは何ものなのか?二人は事件を解決できるのだろうか?

(ジャンルはミステリー+アクション+ロマンス?)

作品掲載・連載終了の経緯

※全て一ファンの憶測という前提でお読み下さい
※引用部分の下線強調はすべてこちら側(筆者)によるものです

緑川さんが「花追い人」について語っている場面は多くないのですが、元々作品の動機などを丁寧に書く方でもあるので、それなりに記述が見られます。また「花追い人」第一話掲載時ごろと思われるインタビューがあります。
トライアングルトーク/コミケイトNo.55

緑川さんと「つづきモノ」

最近は長く「夏目友人帳」で読切シリーズを描き続けていることもあり、すっかり「短編を作るのが上手い人」、という評判が定着してしまっているような気がしますが、緑川さんご本人は、もともと長編作品を志望する人だったようです。

季刊エス19号「夏目友人帳」特集より (Q5より)
長編を描きたいタイプなので、読切スタイルの連続はマンガを描くモチベーションを下げてしまって始めの頃はそれがかなりきつかったです。…
同様にアクションもの、ハッタリの強いもの、というのも好んでいらっしゃるように思いますが、「つづきモノ」に対する思い入れの深さ別格で、「緋色の椅子」が読切から「つづきモノ」になった時のコメントからも伺えます。

『緋色の椅子 1』1/4柱コメント06より *つづきモノ
お気づきかと思いますが
この作品は念願のつづきモノです!シリーズモノではなくつづきモノをやらせて頂くのは難しいと覚悟もしていたので、こんなチャンスを頂けたことがうれしくてうれしくて。長編を読んでマンガ家になりたいと思い、いつか長編を描きたいと思ってプロだけを目指してきた私にとって、本当に夢のようです。(強調部引用者)

残念ながら、「緋色の椅子」は緑川さんの希望より短い期間で連載終了してしまったようですが、当時は他の短編読切と交互に、しかも隔月誌で、「緋色」を描いていたような厳しい状態だったのに、それを上回る情熱で描ききったという印象を受けています。(緋色が3巻で終わったのは、色んな意味で残念です)

上で一度書きましたが、緑川さんの作品の中で、第一話から「連載」として始まったものは現在までに「花追い人」だけです。(2007年時点。ですが、少なくとも夏目の連載が終了するまでは覆らないでしょう。)現在のLaLaやDXを見ても、最初は読切だった、という作品は意外と多く、それだけに最初から「連載」としてスタートする、というのは特別なことでしょう。

「あかく咲く声」の連載終了後に「花追い人」で「新連載」ができるとなった時も、緑川さんは物凄く嬉しかっただろうなと思います。

2001年LaLa4月号「花追い人」連載1回目 1/4柱コメントより お久しぷりです。こんな幸運がいただけるとは!またパワー全開で燃えまくります。楽しんでもらえるよう頑張ります!うおー!!

こうして初の巻頭カラーで、スタンププレゼント付きという鳴り物入りで始まった「花追い人」ですが、連載3回目にして唐突に「最終回」ということになってしまいました。

唐突な最終回からは打ち切りを想像しますが、読者の声を反映しての打ち切りにしては、連載3回目というのは早すぎるのではないかと思います。また、最終回時の緑川さんのコメントを見ても、「緋色の椅子」と比べて差が目立ちます。

2004年LaLaDX7月号「緋色の椅子」ACT10(最終回)より 残念な反面、お付き合い頂けて本当に嬉しかったです。一緒に冒険してくれた編集部様&読者様大感謝でした!
2001年LaLa6月号「花追い人」連載最終回より 拾ってくれた担当者様が他誌へ移られます。チクショウ、まだ何も返せていないのに。いつか誇ってもらえるようもっともっと修行します。

後のコメントなどを見返してみても、不人気だったから打ち切られた、というより、緑川さん側の事情で描けなくなったのでやめた、という面が強いような気がします(*)。「花追い人」の作品内容とも関係する話なので、もう少し掘り下げてみてみたいと思います。

キーワードは「恋愛モノ」です。

* 別に「『花追い人』は大人気だった」などと言いたいわけではありません

緑川さんと「恋愛モノ」

『アツイヒビ』1/4柱コメント03より …正直いいますと「恋愛色」のあるものは好きで描けるのですが、「恋愛モノ」を柱とした作品は描いたことがありませんでした。

というように、緑川さんは「恋愛色」のある作品と、「恋愛モノ」の作品を区別しています。「あかく咲く声」くらいの「恋愛色」なら好きでかけるとのことですが、それ以上に需要として求められる「恋愛モノ」に、緑川さんは苦手意識があったようです。

2002年LaLaDX3月号「寒い日も。」柱コメントより ずっと課題にしていたことのひとつに、段階を経て、この作品でやっと立ち向かうことができました。

最終的には、短編集『アツイヒビ』収録の「寒い日も。」で、「恋愛モノ」を描ききり、それ以降「蛍火の杜へ」などのように、恋愛モノの傑作を世に送り出すのですが、それは後の話です。私はこの時期、リアルタイムで追っていたわけではないのですが、当時の緑川さんやファンの人のジレンマは相当だったんじゃないかと推測します。つづきモノに対して並々ならぬ思い入れを持っているのなら尚更です。

「あかく咲く声」以降、変化(苦手意識との対決)のきっかけがあったことは色んなコメントから推察できます。

『アツイヒビ』1/4柱コメント04より (「あかく咲く声」連載終了の話の後)…ということで思い切ってハッタリぎみの「冒険モノ」として設定をたてて描き始めた作品がありました。けれどその作品はやはり「恋愛方向」が需要として必要な要素となり、せっかく冒険方向でやろうとしてたてた設定をそっちへもって行かなければならないというジレンマにかなり苦しむことになりました。(強調部引用者)

作品の掲載順(「あかく咲く声」→「花追い人」→「アツイヒビ」→「緋色の椅子」)を考えると、この「ハッタリぎみの「冒険モノ」として設定をたてて描き始めた作品」とは「花追い人」のことでしょう。

あらすじは上のほうで書きましたが、緑川さんのその他のコメントを見ても、「花追い人」は謎解き要素や冒険要素もからめられたつづきモノだった、という印象がとても強いです。(あらすじを見る限りでは「あかく咲く声」のほうがまだ恋愛色が強いくらいですし、実際に読んでみても、冒険要素が強く恋愛要素が弱い印象でした。)

『アツイヒビ』1/4柱コメント05より 設定と人物達に想い入れが深かっただけにその作品を描き終わった時、はじめて創作意欲が減退してしまいました。ハズカシながらカンも狂ってしまったカンジでした
と、同時に本当の本気で少女マンガを描きつづけたいのならばこれはもう「やつ」と一度本気で戦わねばと奮起するキッカケになりました。新担当さまにそのことについて相談にのって頂いてなぜかめきめきやる気がもどってきたことも大きな原因となりました。…

「はじめて創作意欲が減退」する程だったということを踏まえると、「花追い人」の唐突な最終回も、それ以降ちっとも収録されない事情も、分かる気がします。

「ちっとも収録されない」といえば、同様の短編に「夏にはため息をつく」があります。

『夏目友人帳 1』1/4柱コメント03より *妖怪モノ(1)
「あかく咲く声」という作品を描いていた頃、本誌で読切を描く機会を頂きました。夏だったので妖怪モノを描きはじめたのですがもう少し恋愛色強いほうが良いということになりまして、当時その両立は難しく、自分にとって踏ん張りの時期だったので急遽設定から他の内容に描き変えることになりました。(そしてその作品には、ため息をつかされたり、ちょっとしたものを掴ませてもらったりしたのでした。)…(強調部引用者)

妖怪モノについてのコメントですが、ここで出てきている作品(下線部)は、「夏にはため息をつく」のことでしょう(*)。「ため息」が掲載されたのは2000年9月号LaLa、「あかく咲く声」最終回の直前です。この頃から「恋愛モノ」と向かい合わねばならない状況にはあったようですが、まだ完全な対決には至らず。製作中の葛藤を思えば、こちらも「ちっとも収録されない」理由が分かる気がします。

* 「あかく咲く声」の頃に描かれた短編は2作品のみ。もう一方は「名前のない客」
* 「夏にはため息をつく」は妖怪モノとは無縁の、不思議設定少年が恋をしているお話
追記:2009年1月5日発売の『夏目友人帳 7』に収録されました。

まとめ

結局、恋愛モノを掴み取るための戦いの中で「花追い人」は散っていた…というのが私の意見です。こういう経緯なので、作品はバタバタと終了し、一冊にまとめるにはページ数も半端なため、今後単行本に収録される見込みはなさそうです。(これは「夏にはため息をつく」にも言えることだと思っています。)

もし短編と共に収録するとしても、40Pの短編2本程度、しかも花追い人と同じような冒険方向モノでないと難しいでしょう。(もしかしたら10年くらい経ってから大判のJETS COMICか花とゆめコミックスペシャルで出版、なんて可能性もあるのかもしれませんが、ファンの声次第でしょう。)

私個人としては、「花追い人」は単行本収録されなくてもいい、と思っています。(もちろん、自分が既読だからこそ、こんな悠長なことが言えるのですが。)「花追い人」については、「これがこういう終わり方をしたからこそ描かれた物語」というのがあるような気がします。「アツイヒビ」もそうですし、「暁の魔術師」や「夏目友人帳」もそうです。それらが充分に評価され、ファンの手元に届けばそれで幸せだと思ってます。「暁の魔術師」も単行本未収録ですが、ファンタジー系短編集がいつか出て、そっちに収録されますように!

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※これ以降は作品のネタバレになります。ご注意下さい。
※より詳細なストーリー紹介やキャラクター紹介などがあります。


以下、作品の結末などの重要なネタバレを含みます。
うっかり見てしまっても、責任は負いかねます。説明文は個人的に作ったもので、筆者の誤読による誤りがあるかもしれません。

ネタバレあり部分の目次

詳細なストーリー紹介

※展開上あらすじとしては書き難いような設定の部分は、キャラクター紹介などに入れてしまいました。
※細々とした展開も、筋が分かりにくいものは省いてしまいました。

第一話

高校一年生の中島がふと目覚めると、クラスの全員、先生までもが眠りついていた。校内で目覚めているのは自分と同級生の春日、二年の柳、三年の京町、そしていつも右手に包帯を巻いた不思議な同級生、紫野の5人だけのようだ。

原因究明に乗り出そうとした矢先、中島と紫野の二人は、机に襲い掛かられる怪現象に見舞われる。そのとき包帯を解いた紫野の右手から風が巻き起こり、机をなぎ払った。

この街のどこかにあるという、生物の持つ力を覚醒させる「目覚めの匣」。それが、校内の皆を眠らせ、二人を攻撃してきた能力を持つ「何か」の原因なのだという。紫野はそれらの事件が知られる前に保護・回収する、回収員だった。

第二話

紫野は、自分の右腕は腕力が異常に強くなっており、一振りで風が起こせるほどなのだと説明した。そして黙っていてくれれば事件が終わってから言うことをきくからと約束する。その時は納得した中島だが、もっと別のものを犠牲にしているのではないかと心配する。

見回りも終え、原因となっているのは「人」ではない他の生物だという結論を出した紫野は、自分の近くは危険だからと4人を校外に退避させるが、中島は自分にも手伝わせてほしいと言う。

しかしそのとき再び襲撃を受け、紫野と中島は他の3人とはぐれてしまった。何事も流せるよう強くならなければ、という紫野に、中島は流すよりも感じてほしいと伝えるが、紫野の心中は…。

第三話

紫野と中島は、単身乗り込んできた春日が、眠気に襲われ廊下で倒れているのを発見する。目覚めた時に感じた花の匂いが、今朝拾った鉢植えの匂いと同じだった、と京町が話していたというのだ。拾った鉢植えは奥の空き部屋に置いたらしい。トラックから落ちる前、運送途中のどこかで鉢植えは匣の影響を受けたのだろう。

寝入ってしまった春日を置いて、二人は奥へ向かう。影響を受けた植物は巨大化・凶暴化して二人に襲い掛かる。ざわめく葉音に何か心がざわつくのを感じる中島。その花は、なぜか優しい匂いがした。この植物は、拾ってくれた京町が心に秘めていた何らかの「願い」を叶えようとしたのかもしれない。

回収は完了したが、これからも行方の分からない匣を追い続けると言う紫野。事件は終わったのに、胸のざわめきが収まらない中島。事件が解決したらという約束どおり、何でも言うことを聞くという紫野に、中島は右手に触らせてくれと頼む。袖からのぞいた右腕には、花のような痣が広がっていた。手に触れた中島は、何かが胸の深いところで目覚めるように舞い上がるのを感じていた。(おわり)

* 見るからに面白くなさそうな文章で申し訳ありません…

設定補足

キーワード

目覚めの匣(めざめのはこ)
生物の能力を目覚めさせる「花」が入っている匣。かつてこの街にあった研究所で創られた「花」は匣の中に封じられたが、研究所が封鎖されて以降、行方不明になっている。この街の森の中にある古びた建物はその研究所の跡。
匣による目覚め
匣による目覚めは、紫野によれば「目覚めはじめはかなり苦しくて痛い、何かが体中にミシミシ入ってくる感じがして変な気分になる」とのこと。
回収員
「目覚めの匣」に入った花を回収する人。回収員の組織が存在しているらしい。紫野はその回収員の一人。多少噂になっているらしい。

登場人物

中島渡(なかじまわたる)
主人公の女の子。一年二組。痛いのと暗いのは苦手。
以前から廊下などで見かけては、右手に包帯を巻いた紫野のことを気にかけていた。春日とは顔見知り。
紫野から時折花の匂いがすると思っていたが、「目覚めの匣」で能力が目覚めたモノから花の匂いを感じ取れる体質なため。紫野いわく「鼻がきく」。
また、その体質が原因で眠らなかったらしい。
*見た目:髪は肩につく程度のロング、白抜き。ヒロイン顔。
紫野タカミ(しのたかみ)
回収員。一年二組。見た目は可愛いらしい。一中出身、彼女はいない。
大きなカバンには色々入っているらしい。割と生真面目な性格。
「目覚めの匣」によって能力が目覚めた。右腕の腕力が異常に強くなっており、一振りで風を起こすことができるほど。普段は包帯できつく巻くことで力が入らなくなり、普通に近い状態に抑えることができる。この能力は筋力に強い負担をかけており、右腕には気味の悪いアザがある。
*見た目:あえて言うなら「アツイヒビ」の池田風。髪はベタ塗り。
『アツイヒビ』の1/4コメント04に載っているイラストは、恐らく紫野。(右腕に包帯を巻いている)
春日秀水(かすがひでみ)
一年二組。紫野とは同じクラス。
性格は砕けた感じ。ちょっと変わっているらしい。眠らなかった5人のうち1人。
中島とは知り合い。柳の部活の後輩で、才能はあるが部活はサボりがち。街の噂で「花追い回収員」のことを知っていた。
眠らなかった理由は不明。回収されなかった伏線の名残か。
*見た目:あえて言うなら「花唄流るる」の藤村君顔。(ファンキーな藤村君…)
柳良一(やなぎりょういち)
二年一組。部長。春日は部活の後輩。眠らなかった5人のうち1人。
「ヤナギ」という名前が研究員名簿にあったため紫野から関係者かと疑われたが、どうやら違うらしい。
ある人の思いが原因で、眠らせられなかった(と思われる)。
*見た目:眼鏡をかけている。髪はトーン。高身長。
京町葵(きょうまちあおい)
三年二組。女の子。眠らなかった5人のうち1人。
男っぽい言葉遣いで冷静な印象。あまり活躍の場はなかったが重要人物。
見た目:髪は耳の下くらいまで。あえて言うなら「緋色の椅子」のキラ女史風。
紫野の兄
花の研究をしている(或いは、していた)らしい。登場はなし。
とても大切な女性が「匣」に触れ能力に目覚めて姿を消したことから、「花」を憎んでいる。
(女性が匣を探したのは、紫野の兄が「見てみたい」と望んでいたからのようだ。)
「鼻がきく」ため、同じ匂いにする弟が近付くことも許さなくなった。
田野、大江
一年二組、眠ってしまった同級生たち。多分、中島の仲の良い友達。

※キャラクターの外見を知りたい:
花追い人のイラストカットが白泉社/コミケイトNo.55(2ページ目)に載っています。左端が柳、茶髪の女の子が中島、銀髪が京町、床に座ってるのが春日。
紫野は『アツイヒビ』の1/4コメント04にイラスト有り。

ストーリー補足

京町の願いとは
京町は柳のことが気になっていて、二人で話しをしてみたいと密かに思っていた。
その心の中の願いを植物がきき、二人以外の人間をすべて眠らせようとした。
→紫野が眠らなかったのは、花に耐性があったため。
→中島が眠らなかったのは、特殊体質のため(「花」に鼻が利く等)
→春日が眠らなかったのは、原因不明。伏線?
京町が柳と話してみたいと思っていた、という展開は、第一話から用意されていたと思う(京町が柳のことを気にしているような描写が何度かある)。

(この記事の初出:かなり前、全面改稿公開:2007年11月27日、表紙画像追加:2011年8月18日)

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